2010年、平成22年春の新卒採用情報について近況が入りました。
このところの不況で内定切りに代表される新卒採用の抑制が続く中で、
就職戦線は超氷河期の様相を呈しているようですが、
一方で業種によっては新卒採用を増やす予定のところもあるようですから、
就職活動中の方は決して諦めてはいけませんよ。
さて、2010年、平成22年春の新卒採用の状況ですが、
世界同時不況の影響を受けて製造業の新規採用は大幅減傾向が続きそうです。
特に、業績が急速に悪化している自動車や電機など
輸出型製造業は採用の絞り込みが依然として続く見込みのようですね。
大幅な業績悪化に見舞われた自動車や電機メーカーは、
新卒採用の抑制を余儀なくされており、
ホンダは今春比4割減の890人と
4年ぶりに新卒採用が1000人の大台を下回るほか、
今年4月入社で590人を採用した日産自動車も、
数十人規模と大幅に新卒採用を減らす予定です。
新卒採用計画を策定中のトヨタ自動車も、
減らす方向で調整しているということで、
自動車産業の採用減はまだまだ続きそうです。
電機・機械もこれと同様で、
キヤノンが6割削減する計画を打ち出したほか、
経営難のパイオニアや半導体大手のNECエレクトロニクスなど
定期採用を見送る企業も出始めています。
一方で、平成22年春の新卒採用で採用枠を広げるという
新卒採用に積極的姿勢を示している業種は、内需型企業です。
業種としては、電力、情報・通信、金融といったところですが、
JR東海は新卒採用予定数が過去最多となるほか、
東京電力とみずほフィナンシャルグループ(FG)は
1000人超の新卒大量採用を計画しているとのことです。
もともと新卒採用数の多い大手銀行・メガバンクでは、
バブル崩壊後の採用抑制で中堅社員が不足しているということもあり、
新卒採用には意欲的な姿勢を崩していません。
このほか、情報・通信や流通などの企業では、
今春2009年春とほぼ同水準の採用を目指しているようです。
また、外食産業では新メニューの相次ぐ投入で業績を伸ばしている
日本マクドナルドが採用を増やす予定で、
今春と比べて約13%増の新卒採用を計画しているほか、
店頭要員として300人以上の中途採用も行うとのことです。
外需に依存してきた大手製造業が新卒採用を控えるなかで、
不況に対する耐性が比較的高い運輸、電力会社は、
この機会を「優秀な人材獲得のチャンス」と捉えており、
新卒採用に積極的になっているというのが実情です。
米国主導の金融経済が破綻した今、世界の各国が、
内需型主導の経済へシフトチェンジを図っている中で、
日本経済も今後、内需型企業のイニシアチブが強まっていくでしょう。
これからは内需拡大の時代といえるかもしれませんね。
就職活動の際には、そういった点にも着目して、
就職希望先を比較検討してみることも必要でしょう。
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